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私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」の新たな企画展示室「KAMU k≐k(カム ケーケー)」が、令和3年12月17日(金)に、プレーゴにオープンします。
初回展示はフードアートの分野で活躍する諏訪綾子氏をピックアップし、「循環」をテーマにした企画展を行います。
「KAMU kanazawa」は、金沢市内中心部に、「Center」「BlackBlack」「Sky」「L」「tatami」という5つのスペースを運営しており、広坂にある「Center」でチケットを購入し、各館のアート展示を観覧して回る仕組みとなっています。
【新店概要】「KAMU k≐k(カム ケーケー)」
OPEN:令和3年12月17日(金)
開館時間:11:00~18:00
閉館日:月曜(月曜が祝日の場合は営業)
入館料:1300円(全スペース共通チケット)、小学生以下無料(チケットの購入は広坂のKAMU Centerのみ 住所:石川県金沢市広坂1-1-52 KAMU Kanazawa)
【企画展の内容】
諏訪綾子「TALISMAN in the woods」
展示期間:2021年12月17日~2023年12月23日
○諏訪綾子
アーティスト food creation 主宰
石川県生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、2006年より food creation の活動を開始、主宰を務める。欲望、好奇心、進化をテーマにした食に関する作品をパフォーミングアート、インスタレーション、ダイニングエクスペリエンスなどの手法で数多く発表。本能的な無意識の感覚に訴えることのできる表現の媒体として「食」を扱い、感情、記憶などの内在する感覚を「あじわい」で伝えることで、体験者に新たな問いや発見をもたらす作品が特徴。 美食でもグルメでもない、栄養源でもエネルギー源でもない新たな食の可能性を追求している。
○「TALISMAN in the woods」
循環をテーマにした本作品は、森と都市、水をキーワードに、展示作品を中心に一滴の雫のように美術館の外へ波紋が広がり、鑑賞者が日常の見えていなかった自然を感じたり、関わりのなかったコミュニティや自然に繋がりが生まれるような作品となっています。
本展では石川県の広域に水を供給する水源地“白山”から多くのエッセンスを分けてもらい多感覚で諏訪が咀嚼する自然を鑑賞者があじわい、循環を体感できるインスタレーションです。コロナウイルスが蔓延する 2020年から作家がタリスマンと名付けて制作を始めた立体作品。この立体作品を白山で間伐された杉の枝葉を用い、「KAMU k≐k」のスケールに合わせメインとなるモニュメントとして展示します。